story 64:商品開発部
違うこと、違わないこと。
2021年3月に外食事業部から異動して商品開発部の一員となり、多賀城工場での研修も5ヶ月経とうとしています。初めはわからない事だらけでしたが、少しずつ感覚を掴んできています。(まだまだですが…)
最初の3週間は、工場内に研修として入らさせていただきました。工場内の作業は想像以上に大変でした。社員さん、パートさんは管理の徹底から正確さまで素晴らしく、さらに体力も必要です。尊敬すると同時に、自分の体力の無さにもびっくりしました(笑)
商品を開発するに当たって出来る事、出来ない事を把握する必要があります。自分で作る上で出来ても、工場ラインではそうはいきません。調味料(補助材)なども、1g、0.1g単位で試作していきます。保存料なども使うので、まずは補助材を覚えていく事が大事です。試作=失敗、試作=不味いの連続です。外食で働いていた時より料理の勉強をしているような気がします。
料理の基礎、知識が役に立つところはありますが、最近は、先入観を無くした方が、新たなひらめきが出るのではとも思っています。商品にするのは大変なところでもありますが、面白いところでもあります。今ある商品が進化していく事も大事です。より良いものを開発していくために失敗を繰り返しながら商品の向上に繋がればと思います。
良いものを作り良いものを提供することは、外食事業と商品開発ともに違いはないと思います。
(商品開発部 山岡 裕之)