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story 46:多賀城工場スタッフ

身近にできる事。だから大切な事。

2年前から毎朝交代で工場周辺(工場敷地内、道路、歩道、三陸自動車道下、近隣にある公園など)の清掃活動(ゴミ拾い)を実施しています。

アマタケの多賀城工場は、さんみらい多賀城・復興団地内にあります。東日本大震災後に今後の大津波に備えて防災、減災、復興を支援する為の復興拠点として、現在も整備が進んでいます。清掃活動は、ここ多賀城市で企業活動をさせて頂いている地域の皆さまへの感謝の気持ちと貢献を、出来る事から形にしようという想いから始まりました。

最初の頃はゴミ袋が一杯になり溢れるくらいでしたが、最近は以前に比べて少なくなってきています。ゴミの多くは、タバコの吸い殻、コンビニ製品のゴミ、空き缶、ペットボトルなどですが、中には落し物を拾う事もあり、「ちょっと交番へ届にいってきます!!」なんてことも。

夏になると「暑い!!」冬は「寒い!!」と言いながらも、「よし!今日も行くか!」と、皆で積極的に取り組んでいます。

同じ団地内の企業の方と「おはようございます」と挨拶を交わす事もありますし、散歩している近隣住民の方から「いつもご苦労様、ありがとう」と言葉を掛けて頂いた時は嬉しかったです。そんな日はいつにも増して清々しい気持ちで一日をスタートする事ができます。日々の仕事に向き合う姿勢にもつながっています。

普段から歩いていて、ゴミが落ちているのを見つけると拾うようになりました、という従業員の声もありました。清掃活動を通じて、自分たちが働いている地域の環境に関心を持つ、良いきっかけになりました。地域との繋がりを感じる、大事な機会になっている事を実感しています。

沢山の方に支えられて今があります。縁があり意味があって今ここにいることに感謝の気持ちを忘れず、地域社会の一員として、またアマタケの社員として皆さまに貢献できるように、微力ながらこれからも継続していきたいと思います。

(多賀城工場 スタッフ)