story 03:商品開発部
原材料の表示、確実に。
商品開発部で、初回生産の準備を担当しています。商品が決定すると、南部どりがどのくらい必要か、販売数量と在庫状況を打ち合わせた上で決めていきます。
次に補助材料の準備です。補助材料の仕入れ先は、大船渡をはじめとした岩手県内、宮城、東京、富山等にあります。補助材料も工場内に入ることになりますので、品質管理部とよく相談し、弊社指定の規格書をメーカー様からいただいています。
商品には必ず、原材料の表示があります。加熱加工品の唐揚げの場合で、「鶏肉(岩手県産)、でん粉、パン粉、揚げ油(なたね油)、小麦粉、しょうゆ、大豆たん白、食塩、卵白粉、香辛料、食物油、ごま油等」という具合です。約20品弱の原材料の表示が必要です。正しい表示をしなければなりませんので、打ち合わせや電話だけでなく、必ず、メールかFAXを使用して書面で依頼し、確実にいただけるように心がけています。
1つ1つの商品の商品見本と規格書をもって、工場の初回打ち合わせに臨みます。南部どりや岩手がもの本来の味が伝えられるかどうか?健康な商品かどうか?仕様、品質、商品への表示内容を確認していきます。
(商品開発部 藤原 清)