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story 15:製造部

当たり前を伝える。

松岡さん01

私は7月からスタートした多賀城工場で原料や補助材の入庫、漬け込み、加熱の管理をしています。多数あるラインへの社員の配置も管理しています。なかなか現場を離れられないのですが、できるだけ休憩も取って頭の中を整理するようにしています。

今、難しいと思う事は、限られた人数の中、どこにどのような人員を配置すれば効率よくラインを回せるか、という事です。多賀城工場は新しい工場なので、入社して日の浅い人もいます。機具、機材の名前、あるいは製品の名前も全くわからないため、指示をする際、自分が当たり前だと思っている細かな事も噛み砕いて説明して行かなければいけないと気がつきました。それが自分の考えるひと手間です。

また、原料や補助材の入庫の際、トラックから荷をすべて降ろしてチェックを入れていたため、積み間違いに気付くのが遅れていました。そこで、トラックから荷を降ろしながらチェックを入れるようにしたところ、積み間違いにすぐ気付けるようになりました。
これもまた、大切なひと手間です。

(製造部 加工一課 松岡 亨)