story 88:多賀城工場 食品加工部
使ったら、掃除。
私たちの作業は、主にフライヤー生産ラインで使用した機械の立ち下げや清掃から、翌日のラインの組み立て作業です。生産の変更やライン人員に欠員が出た場合は、早く出社してライン人員のフォローに回ります。夜の作業者は人数が限られており、1つ1つの作業を素早く正確に行わないと洗浄作業が滞ってしまい、焦りやミスに繋がりますので、速やかに清掃をすることを心掛けています。
そんな中で、私たち2人が常に心がけている作業があります。
●機械(フライヤー)の立ち下げ作業
使用した油を回収する際に安全に作業を行うため、油温が150℃以下になるまで冷ましてから、責任者に油の状態や酸化値を毎日必ず報告し、油の回収作業をしています。
●粉ものを使用した生産のひと手間
生産後に使用した機械から粉を抜く際、ブラシ等で付着している粉を落とします。床に散らばった粉や肉片を速やかに清掃することで、洗い上がりが早くなります。床の粉がホースなどに付着しないよう、二次汚染を防いでいます。
●機械清掃以外のひと手間
壁や床、蛇口などの周囲にも目を配って清掃するなど、日々の様々な商品の生産の中で、洗い残しによる異物混入が起こらないよう、最善の注意を払って作業しています。
●機械組み立て作業のひと手間
機械の組み立て作業の際にも常に、洗い残しがないか?コンベヤーネットが切れていないか?モーターやポンプから異音がしてないか?翌日の機械の立ち上げのために、部品を組み立て易いように近くに用意するなど、心掛けています。
「使ったら掃除するのが当たり前」ですが、おいしく安全な商品をお届けするため、ひと手間を惜しまず、日々の機械清掃に取り組んでいます!
(多賀城工場 食品加工部 鈴木 優吾 佐々木 龍也)